T-ブロ

波乱万丈な男♣️tekunの人生雑記

Episode 6「矛と盾」

f:id:T-KUN:20201120173805j:image

どーも、波乱万丈な男♣️tekunです(о´∀`о)

 

今日は以前に続いて↓

https://t-kun.hateblo.jp/entry/2020/11/12/130626

 

エピソード6ということで小学5年生頭脳は2年生、2学期を迎える。

 

前にH公園で義兄に半日稽古つけてもらって以降、学校の授業の中でずっと「修行の場」をどこにするか妄想していた。

 

鍛錬しているところを見られたら、ハズかしい、、、よし、給水所ことオアシスS公園にしよう。

 

選んだ理由は3つあった。

 

1つ目は家と学校から近いこと。

 

2つ目は水汲みもでき、舐めると甘いピンクの謎花が咲いていたこと笑

 

3つ目は小さくてボロい遊具しかない公園だから遊びに来る人がほぼおらず貸し切りにできること。

 

最高の環境だと胸を唸らせ、学校からガムテと捨てあったダンボール拝借し、修行場へ。

 

行き着いた11歳は真面目に考え抜いた、修行内容は2つ。

 

1つ目は公園の中にある太い木にダンボールを巻きひたすらに蹴る。

 

2つ目は木が植えてある周りの石段に拳を叩き込む。

 

3人組に「負けない」という気持ちを木と石段にぶつけるように毎日学校終わってから鍛錬しにいった。

 

暗くなる頃、家に帰っても毒親からでる言葉はおかえりではない。

毒親「近所からお金借りて酒とタバコ買ってきて」

 

俺「酒ばっか飲んでねーで、いい加減仕事しろよ」

 

毒親「お母さんは車の免許無いし、生活保護もらえなくなるから働かないけど、これから男の人からお金もらえるからご飯食べれるくらい少しは生活楽になるから」

 

俺「免許取って仕事しろよ。なにも期待なんかしねーよ」

 

結果、長くなるので省きます笑
喧嘩になって反抗し続けたが疲れて相手にしなくなった。

 

その後は光明が差す感覚だった。

 

6歳ときから見てた男が気づいたら家に転がり込んでいた、そんな光景見慣れていたからどうでもよかったが金を入れていたことで、

 

ライフラインはガス以外回復、食料も米・卵・納豆がある程度支給され、風呂も2〜3日に一回入れるまで生活水準も幸福度も上がった(毒親や男がいても飯食えれば良いという考え)

 

一般的に言えばそれでもド貧乏だが、極貧生活から泥水舐めてきてハードルが極低だった俺からすれば、冷蔵庫開けて食料入ってることが「奇跡」で卵・納豆が食えることが「贅沢」としか思えなかった。

 

f:id:T-KUN:20201122084533j:image

 

義兄ん家で読んだ、浦安鉄筋家族の仁くんのような生活よりは俄然いい。

 

蛍の墓の節子みたいに死ぬことはない。

 

その当時はそんな価値観と思考回路で現実逃避してたんだと思います笑

 

それからモチベは上がり学校は3つの理由があり、1日も休まずに登校していた。

 

1つ目はやっぱり給食が楽しみ。

 

2つ目はクラス内の人間観察。

 

3つ目は3人組に対してのリベンジ。

 

そんな理由で不登校を克服した笑

 

そして休日の夜、義兄ん家へ向かった。

 

義兄「きたか‼︎お前さ財布とか持ってねーだろ⁇ 小銭入れやるよ」

 

俺「義兄からもらうお小遣いはポケットに入れてたから、ありがとう」

 

義兄「おう‼︎そんじゃプレステでストファイやるか」

 

俺「じゃなくて、喧嘩で勝てる方法教えてよ」

 

義兄「俺はダルシムでいく、お前は⁇」

 

俺「んじゃリュウにする。俺が勝ったら喧嘩で勝つ方法教えて」

 

義兄「ゲームで教えてやる」

 

結果、なにも攻撃してこない義兄に勝利。

 

f:id:T-KUN:20201122084827j:image

 


義兄「はい、もう教えたからこれでイイだろ」

 

俺「は⁇意味わかんね」

 

義兄「今なにもしてこない俺に勝って楽しかったか⁇ 弱い者いじめても、つまんねーだろ⁇ だから喧嘩するときは自分より強い奴を相手にしろ。ただ自分からは先に手を出したら負けたも同然、手を出すときはなにかを守るときにやれ。あとは喧嘩のことでお前に教えることはねーから」

 

と言って、さっさと義兄は寝室に消えてった。

 

確かにつまんない、先に手を出すことはよくない、それはわかる。

 

けど俺は自分よりも強い奴を相手にするってわかってたから、S公園で3週間ベジータばりのモチベで修行した。

 

おかげか拳にはタコができ、足は痛かったが強くなった気でいた←書いてて伊之助ばりの脳みそだったと思う。

 

それでは今日のエピソード6はここら辺で笑

 

追記《今の目線で↑を振り返り考察》
今後もチョイチョイ出てくるS公園での修行は意味があったのか、なかったのかは置いときます笑

 

あの当時、僕は親に恵まれない不幸な少年だと思っていたのになぜ幸せを感じたか⁇

 

激辛スンドゥブに卵が入ってればオアシスだと感じるのと一緒だと笑

 

けど心理学の本読むうちにわかったことがある。

 

それはあの時に男と住むようになったが極貧→貧乏へ生活ステージが上がって感じたあの時の幸福感度は『認知的不協和解消』(矛盾する認知の定義を変更・過小評価したり、自身の態度や行動を変更する考え)だと気付いた。

 

毒親と男に不満しかない自分=不幸
飯が食えて満足している自分=幸福

 

相反する自分に矛盾を抱えた状態で不快感を感じていたからこそ、自分より上を見ればキリがない、下を見たら仁くんと節子よりはいい暮らしだと不幸を解消して幸福だと感じた。

 

、、、、、なんだか難しいですよね笑

 

例えるなら、
「タバコを辞めたくても辞めれない」「ブラック企業を辞めたくても辞めれない」

 

どちらも身体に悪くて辞めたいのはわかるけど、なにかと辞められない理由を探して依存するケース。

 

僕はどちらも辞めれましたが、経験者なんでわかります笑

 

辞められない人が悪いとかの話しじゃなくて、自身の経験と心理学から学んで、点と点が繋がった感じでスッキリしましたって話しです。

 

結果、どんなに真っ暗でも自分でどう感じてどう思ってどう選択するかはその人次第。

 

僕は過去に正しい選択よりも間違った選択をいっぱいしてきましたけど、その間違いがあるからこそ今の自分がいる。

 

そこに気付いてからの僕は正しい選択よりも後悔しない選択をしています(*´∀`*)

 

仮に間違ったとしても後悔してもプラスに変換できるかだと思います。


ここまで長々と読んでいただいた方ありがとうございました‼︎

 

このnoteを読んで1人でも笑って前を向いてくれる人が増えてくれればいいなと思いながら書いていますのでこれからもよろしくお願いします‼︎

 

それでば( ^ω^ )